2021年春アニメも1カ月が終わり、自分自身のなかで見続けるものが定まってきました。
個人的No.1は「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」の予感がしております。
Amazonプライムでなんとなく第1話~3話を視聴し、その後の毎週の楽しみへと変わっていきました。
大変飽きやすい夫も、このアニメだけは一緒に毎週見続けており、大人がみても純粋に楽しめる作品なのではと思う次第。
今回は、Vivy -Fluorite Eye’s Song-の良さを伝えるためだけの感想。
追加で、今からでも間に合う!配信会社の情報をお伝えしていきます。
Vivy -Fluorite Eye’s Songってこんなアニメ!
『Vivy -Fluorite Eye’s Song』
この名前を聞いただけでは、どんな話が全く想像できませんよね。
というわけで、まずはこちらをご覧ください。
歌でみんなを幸せにするために――。
“ニーアランド”、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。
史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。
自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。
ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。
マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。
これは<私>が<私>を滅ぼす物語―― AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。
Vivy公式サイトより
ものすごーくざっくりというと
- 100年後に、人間 vs AIの戦いが起きる(AIが人間を大虐殺)
- 100年後の未来を変えるため、主人公のVivyがとある理由で選ばれる
- Vivy自身も自立人型のAI。AIが同じAIを滅ぼすための葛藤が描かれる
というストーリーです。
世界観的にターミネーターか!という感じですが、シュワちゃんには感じないわたしがVivyを気になる理由をあげていきます。
好きな点① Vivyは、とにかく絵がきれい
作風や作画は、人によって好みがでやすいものだと思いますがVivyはひと言でいえば「キレイ系」
全体を通して非常にきれい、作画の崩れが気になる点もまったくありません。
誰がみてもキレイと感じる絵柄だと思います。
アニメの制作会社はWIT STUDIO
1~3期の進撃の巨人や王様ランキングなどを制作したことで有名な制作会社です。
特に、進撃の巨人においては非常に高い支持を受けています。
無表情美少女とクール系くまたん
主人公ヴィヴィは無表情系美少女。
仕事の合間に笑顔をみせる(ほうがよいというプログラム判断)こともありますが
ストーリーの9割は無表情なお顔をみせてくれます。
いつも無表情ななかで、ふとした時に見せる表情の変化が物語の大事なキーになっていると感じます。
↓お仕事中の笑顔
そしてVivyの相棒は、クール系くまたんの「マツモト」
かわいらしいみためとは裏腹に、冷徹・毒舌がさえわたる100年後からきたAIです。
これらのキャラクターをみただけで、絵の繊細さやきれいさ(かわいらしさ)が伝わってきませんか?
光の使い方が美しい風景
また、Vivyは劇中で使われる風景も非常にきれいです。
光の使い方が丁寧だな、という印象をうけます。世界観がきれいに統一されているので、見ていてストレスがまったくありません。
キャラクター、風景どこをとってもはずれなしです!
好きな点② 完全オリジナルアニメであること!
Vivyは完全オリジナルアニメです。脚本は『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平氏が担当。
最近のアニメは小説や漫画等の原作があるものが多いため、面白い!となると先の展開を追いかけることも可能。
しかしVivyはオリジナルアニメのため、この先どのような展開がくるのかが全くわからないのがジレンマだけどまたよいのです!
オリジナルであるが故、途中のマンガあるあるの失速・ダレ感がくるのでは…という不安もあります。
最後まで期待通りに駆け抜けてくれることを、祈るのみです!
好きな点③ ストーリーの重さがなぜか心地よい
たぶんこれが一番見ている理由。
Vivyのシナリオはやや重ため。見ているこっちが「うわ・・・」という描写もでてきます。
どのストーリーにも、争いが根底にあるためハッピーエンドばかりで終わりません。
AIたちは、たった一つの使命をもたされ、その使命のために稼働しています。
彼らに感情が存在するはずはないですが、一方でVivyにでてくるAI達は感情があるかのように「みえる」シーンが多々でてきます。
それゆえに、どこか愛すべきキャラクターとして見ていたAIたちが、人間の死に値する破壊によって壊れていく。そんなシーンが頻繁に起こります。
AIたちが、人間を幸せにするという使命をもっているがゆえのひたすらな純粋さ。
それが様々な理由で踏みにじられいくときの絶望感。人間の暴挙等がやけに心に突き刺さってくるのです。。
一方の主人公のヴィヴィちゃんは、他のAIに比べると感情を表す表情がやや乏しく描かれます。
人間の心理を理解したいと願う一方で、完全に寄り添えない。
主人公なのに、感情移入できるタイプではない。そこがVivyの魅力につながっているのかしらーと妄想しています。
Vivyはストーリー中の時代が急に5~10年単位で進んでいきます(全体を通して100年の旅といっているくらい、初見でちょっと混乱しました)
時代が進むなか、主人公のヴィヴィちゃんはAIだから年をとらないのに対し、あるテロリストの人間はどんどん年老いていきます。
こんな時の流れがAIと人間の違いを表しており、それが物語の虚しさ・儚さの一環であるように感じます。
見終わった後のスッキリ感!というものではなく、見ると心にシミができたようにじわじわと感情がひろがっていくような。
ストーリーの重さが、なぜか心地よく感じる、そんなアニメです。
Vivy -Fluorite Eye’s Songを視聴できる、動画配信サービス一覧
Vivyは現在ON AIR中のため、最新話のテレビ放送のあとに動画配信サービスが展開されています。
見逃してしまった方は、是非動画配信サービスから視聴してみてください!
見逃し配信で総合的におすすめなのはAmazonプライム・ビデオです。
毎月500円で、Vivy -Fluorite Eye’s Song以外の作品も見放題。
しかもAmazonでお買い物する方なら、配送料も無料になるため生活全般を考えた時にメリットが高いと思います。
ただし、Amazonプライム・ビデオは配信日時が他のサイトよりも2日程遅れています。
最新話だけとにかく最速でみたい!という場合は、Tverが無料でみれるのでおすすめです。
『Vivy -Fluorite Eye’s Song』を配信している20社の徹底比較も行っていますので、あわせてご参考ください。
まとめ
今回は2021年春アニメの中から、『Vivy -Fluorite Eye’s Song』をご紹介しました。
美しい絵と合わせて、考えさせるストーリーから大人でも楽しめるアニメとなっています。
まだ見ていないかたは、是非チェックしてみてください!!
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