あなたは手帳をうまく活用できていますか?
毎年新しい手帳の販売時期や、ほぼ日手帳ユーザーの方を見るたびに
「手帳いいなー。手帳楽しいよなー」と思ってきました。
そのたびに買って挑戦してみるものの、いつもいつも三日坊主…
使われなくなったノートは数知れず。なのに毎年手帳に憧れ、また手を伸ばしてしまう。
そんな三日坊主(むしろ一日坊主なことも…)の代表格のわたしが
今年は『デジタル手帳・デジタルノート』に挑戦したところ
半年も継続することができています!!
今回は、三日坊主の常連のわたしでも続くことができた
デジタル手帳・デジタルノートのメリット・デメリットをお伝えしていきます!
デジタル手帳・デジタルノートとは?
デジタル手帳・デジタルノートとは
アナログ媒体(紙媒体など)に記録をするのではなく
iPadやスマートフォンなどのデジタル媒体に記録する手帳・ノートのことです。
タスク管理のアプリなどはたくさんありますが
今回は、「タブレットを利用して、従来の手帳やノートなどのように使う」
ものをデジタル手帳・ノートとして呼称しています。
現在利用している環境をまずは紹介
わたしのデジタル手帳・デジタルノートの利用環境は
- Apple iPad (10.2インチ, Wi-Fi, 32GB) - 第7世代
- Apple Pencil 第1世代
を利用しています。
長続きできたポイントは、アナログとデジタルのいいとこどり
まず最初にネタバレですが、長続きできたポイントは
これらを実現するために、条件が揃ったことが長続きした大きな理由です。
その条件とは
- iPad + ApplePencil という最強のツールを手に入れた
- アプリが進化し、使いやすいノートアプリになってきた
です。詳しく解説していきます。
本当に最強と言える「iPad + ApplePencil」の組み合わせ
実は、以前もiPad+スタイラスペンは購入していたのですが
全く利用しない状態で数年が過ぎ去ってきました。
購入したスタイラスペンでは思ったような線が描けず、何を書くにも書きづらい。
(絵をかくにも、文字を書くにも違和感を感じるレベル)
それが昨年、とあるiPadアプリを利用している動画をみたことで
iPadへの興味が再熱。動画の投稿者がApplePencilを利用していたので
2つを合わせて購入することにしました。
これは断言できますが
続けられるのは、このコンビがいるからです。
比翼の鳥、連理の枝のようにこの二つは切り離してはいけません!
格段に利便性が高く、日常的に利用するための現実味をおびてきました。
アプリの進化がすごい。使いやすいノートアプリの台頭
もう一つの要素が、使いやすいノートアプリが続々と登場している
という、この時代のありがたさがあります。
わたしが主に利用しているアプリは
- GoodNote5
- メモ(Apple純正のもの)
- Procreate ※こちらはノートアプリではなく、ノートを彩るアクセントを作るために使っています
GoodNote5とProcreateは、有料アプリとなりますが
課金をしても全く後悔しないアプリでした!
デジタル手帳・ノートを実現するためには
GoodNote5、もしくは同等に人気の高いNoteshelfを用意すると
非常に活用の幅が広がります!
アナログの良さとデジタルの良さの合体とは
わたしが長続きできた理由は、アナログの良さとデジタルの良さを
うまく両方とも感じることができたからです。
それぞれのメリットを挙げながら、詳細をみていきます。
デジタル手帳・ノートのメリット
紙の手帳やノート、付箋、メモ帳、アウトルック、アプリなどなど
これまでいろいろな道具を使ってきましたが、その中で感じたそれぞれの良さは
- アナログ(紙媒体など)の場合、五感に訴える部分が多い点
- 手書きだから表現できる味、記述の自由さ
- 手で記録するから残る記憶
- 紙そのものの手触り
- ページをペラペラとめくった時の、不意の発見
それぞれの手で作るからこその味わいが、手書きの良さですよね!
一方
- デジタルの良さは、効率的に記録できるところ
- 別媒体のツールを簡単に利用できる(写真を簡単に挿入など)
- ツールを利用することで、何倍も効率的に(キーボードの文章作成など)
- 検索などのシステム(何を書いたっけ?の検索が横断でできる)
特に、写真や画像などを紙の手帳に貼る時は「一度印刷をする」
という手間が発生していまいますが
デジタルでは、こういった作業をスムーズに行うことができます。
デジタルは、アナログだとちょっと面倒だと思うことが簡単に解決できる
ところが、本当に便利なところです!
デジタル手帳を使うようになると
わたしの手帳人生を変えた大きな理由です!!
例えばこんな使い方
例えば歴史の勉強をしているとき
- 字の汚さが気になる! 文章はキーボードで打てばきれいに見える!
- でも注釈だけは手書きでメモしたい。 ApplePencilで手書きで書きかき。
- この説明には画像があった方がわかりやすい。
検索エンジンから参考の画像を検索 ⇒ 貼り付けして補足をつけておこう - 前にもこの人物についてメモしたところがあるはず…
これまで作成したノートの中から「〇〇」と書いてあるページを探そう
こんな一連の流れが、すべて簡単にできるようになります!
他にも地味におススメしたい点
他にもデジタルノートを使うようになっておススメしたい点。
それは
結果的に、
- 思いついた時に、必要なノートが手元にない!
- いろんな雑記が、混じってしまう
- 一冊のノートにまとめるようにしたら、該当のメモを探すのが面倒になる
などがおこってしまいました。
でもデジタルノートならアプリ内にすべてのノートがあるので
ノートを切り替えるのも一瞬(タブで切り替えできるので、立ち上げておけば1秒です)
ノート横断の検索もできるので、なにをどこに書いたか?という
うっかりもなくなります! 地味ですが、これは本当に便利!!
書きたいジャンルに応じて、ノートを分けたい人にはピッタリです。
デジタル手帳・ノートのイマイチなところも考察
デジタル手帳・ノートにはお伝えしているように
とにかく使いやすい!!ので、みなさまにめちゃめちゃおススメしたいのですが
「やっぱりアナログの方がいいなぁ。」というようなこともありました。
わたしが「うーん、もう一歩!」と思った点も合わせてお伝えしていきます。
ノートをペラペラとめくるあの時間
ノートを後で見返す時、ペラペラとなんとなく眺めているうちに
偶然の発見をすることがあると思うのですが
こういった出会いは少ないかなと感じました。
デジタルの場合だと、ページの内容によっては
読み込みが遅くてすぐに表示しない時もありますし
一覧ページは画像が小さくて、大まかにしか読めないので
ペラペラと同等の効果は期待できないです。
装飾やペンを使い分けする人には物足りない
アナログの手書きの時、ペンやマステなどをいろいろと活用し
装飾などを施す方も多いと思います。
この点は、まだまだアナログの方に軍配があがりますね。
わたしは装飾を行いたいときは、別アプリ(わたしの場合はprocreate)や
事前に作成・DLした素材を使うなど、別の工夫をしています。
普通のメモ書きなら全く問題ないですが、この点は物足りないと感じる部分です。
デバイスのスペックが、使うほどにきいてくる
わたしは一番リーズナブルはiPadを購入したので
画像をたくさん使うなど、処理が重たくなる記録をすると
表示速度が遅くなるときがあります(日常利用には、支障がないレベルです)
こういうときは、ハイスペックなデバイスを買っておくべきだったかなーと
思うときも正直あります。
但し、毎日使うものかどうかがわからなかったので
初期投資を抑えた結果、やはり使える!とわかったのはよかった点とも言えます。
(次に買うときは、絶対iPad Proを買おうと思っています!)
準備に必要だった費用は、5万5千円程度
デジタル手帳生活を始めるために、使った費用は
- Apple iPad (10.2インチ, Wi-Fi, 32GB) ⇒約3万7千円
- Apple Pencil 第1世代 ⇒約1万2千円
- 保護フィルム ⇒約2千円
- 保護ケース ⇒約2千円
- アプリ ⇒約2千円
で、約5万5千円でした!(お買い得に買えました)
iPadは一番リーズナブルなラインを選んでいるので、
スペックが高いものを買うともう少し費用はかかります。
安い買い物ではないので、まずは基本ラインから試してみて
日常的に使える!となった時に、買い替えるのもよいと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか?
手帳三日坊主のわたしですら、デジタル手帳生活は欠かせないものになり
毎日iPadを触らない日はないほどになりました!
手帳をうまく活用することで、毎日が前よりも大切になってきています。
いつもの手帳もいいですが、デジタル手帳も気になっている方。
本当におススメなので、是非チャレンジしてみてください!
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