【実体験】会社員が在宅勤務したときのメリット・デメリット

「在宅勤務」「テレワーク」などの言葉を最近耳にしませんか?
わたしが勤めている会社では、以前から在宅勤務制度が取り入れられています。

会社員の働き方としておススメしたい在宅勤務制度ですが
実体験からみえてきた、
メリット・デメリットについて今回はお伝えしていきます。

目次

在宅勤務(テレワーク)の現状

総務省(2019)のまとめによると、企業におけるテレワーク導入状況は
2018年は13.9% ⇒ 2019年は19.1%と普及が少しずつ進んできています。

企業規模別では、おおむね規模が大きいほど導入が進んでいる傾向にあるとのこと。

 

ちなみに「テレワーク」という言葉は

オフィスで働くことをメインとしながらも、オフィス以外の場所からも働くことがある場合

に使われるそうです。

例えば、1週間のうち1~2回ほどは家で働くが基本は会社出社
または、午前中だけオフィスで仕事をして午後からは家で仕事をするといった働き方
がテレワークです。

オフィス以外(家など)で働くことがメインの場合は「リモートワーク」と呼ばれます。

実体験から感じる、在宅勤務(テレワーク)のメリット

在宅勤務をしていて、わたしが感じるメリットです。
働く主婦としての超主観的な意見もあります!

  1. 通勤時間や移動がない
  2. 自分の時間が増える(オフィスワーク以外の時間がとれやすい)
  3. どこでも働ける
  4. 家事との両立がしやすい
  5. いつでもトイレにいける
  6. 自分の好きな環境にできる
  7. 化粧がいらない ※女性限定

1つ1つ掘り下げていきます。

通勤時間や移動がない

在宅勤務の一番のメリットはやはりこれではないでしょうか。

満員電車とは無縁ですので、他人との面倒事にまきこまれることはないですし
人身事故などの不測の事態で、無為な時間がすぎていくこともありません。

通勤時間を少なくするために、オフィスの近くに住むという選択肢もありますが
都心などにオフィスがある場合は、家賃も高く
簡単に近くで住むという選択肢ができないこともあります。

その点、在宅勤務ができればオフィスから少し離れた土地で暮らす選択もできます。

通勤時間がなくなるとわかりますが、通勤時間ゼロの生活は
精神的にも肉体的にもかなり楽な生活を送れます!

自分の時間が増える(オフィスワーク以外の時間がとれやすい)

「通勤時間がない」にも関連してきますが、
本来出かけるための準備や通勤でかかっていた時間がゼロになるため
その分自分の好きなことに時間を使えるようになります。

わたしの場合は、

  • 朝出かける準備=30分
  • 往復の通勤時間=2時間

は少なくともかかっているため、在宅勤務にしただけで
1日2時間半、1年に換算すると660時間は自分の時間が増える計算に。

 

この時間を費やせれば、ブログ更新や副業
趣味のあれこれ(ゲームとかマンガとか動画とか… いや、これはヒトそれぞれですが)が
思う存分できると思いませんか?

在宅勤務になれば、働きながらプライベートの時間も確保しやすくなります!

どこでも働ける

在宅勤務はインターネット環境があれば、基本はどこでも働けるので
自分の家以外でも仕事をすることが可能です。

例えば、帰省の際に実家で働く。旅行先で働く。
などは、すぐに思いつける範囲です。

帰省先が遠い場合などは、かなり重宝します!

家事との両立がしやすい

ほんの少しの時間家にいるだけで、解決できる家事。

例えば宅配の受け取りや、洗濯物のとりいれ。
マンションに住む方などはわかると思いますが、定期点検など。
平日に設定されていることがあり、在宅しないと対応できないことは
意外とあるものです。

これら1つ1つは数分で終わるのに、そのために会社を休むのも面倒ですよね。
これらも在宅勤務をすることで、仕事をしながら解決することが可能です。

いつでもトイレにいける

バカにしているのか?!と思われるかもしれませんが
至ってまじめにお届けしています。

規模の多い会社などでは、正社員のほかに派遣社員や業務委託さんなどもいるため
オフィス内にいる人間が非常に多くなります。

オフィス環境にもよりますが
人が多くなると、トイレやエレベーターなどで混雑することがあり
これらで待たされることが増えてくるのです。

特にトイレは生理現象なので、その状況下で待たされるのは意外とストレスがかかります。
(実際会社にいて一番イライラしているかもしれませんw)

家にいれば邪魔されることはないので、メリットの一つとして強く推したいです!

自分の好きな環境にできる

在宅勤務では、どんな音楽を聴いていようとどんなものを食べようと自由です!

会社ではヘッドホンで音楽を聴くことが多いのですが
家ではスピーカーで音楽を聴きながらできるのはとてもよいと感じています。

また、花粉の時期など空気清浄機を思う存分使えるのもよいです。

自分の好ましい環境に整え、そこで働くことができるのは
体調面にもよい影響をあたえてくれます。

 

化粧がいらない ※女性限定

これは女性特有かもしれませんが、毎日化粧をするのから解放されると
本当に楽になります!!!

服選びや化粧、髪の手入れなど
人により時間は異なりますが、準備に20~30分はかかりますよね。
帰宅後もメイク落としや手入れなどにさらに時間が…

化粧は休日などに満喫できれば、個人的には十分かなと思います。
すっぴんで過ごせる生活は、快適そのものです!

実体験から感じる、在宅勤務(テレワーク)のデメリット

在宅勤務をしていて、わたしが感じるデメリットです。
これらは同じ職場で働く、会社の状況にかなり左右される部分になります。

  1. オンライン会議の在り方に左右される
  2. 成果が見えづらくなる(と思われる)
  3. 特定のデバイスでしか繋げられない
  4. 人によっては、在宅勤務そのものが合わない
  5. 活動量が減る(運動不足・太りやすい)

オンライン会議の在り方に左右される

オンライン会議というのは、対面の会議と比べると難しい部分があります。
例えば、やりづらいオンライン会議の例をあげると

  • 相手側が不特定多数で会議室
  • こちらだけオンライン

などです。
相手側が不特定多数で話している場合、大抵は相手側だけが話しているのを
ひたすら聞くだけという状況がままでてきます。

また、オンライン会議で映しづらいもの。
例えばホワイトボードを会議で日常的に活用している場合は
オンライン上で見ることが難しくなり、会話に参加しづらくなる点がでてきます。

※ホワイトボードをオンライン上でやるシステムもありますが
対面でやる場合と比べると、扱いづらいことが多いです。

これらの会議で一番効果的なのは

会議に参加する全員が、同じオンラインシステムに参加し1対1対1の形にする
特定の場所だけ、多数の人数が集まることでデメリットが発生しますので
参加する全員が、1対1対1…のような状況にするだけで
やりやすさが圧倒的に変わってくるのでおススメです。
また、メンバーが許容できるようなら
顔が見える形のオンライン会議にする

のも、やりやすさの一因として貢献します。

会議の時など、相手の様子をみて発言をすることはありませんか?
私たちは、無意識のうちにこういったコミュニケーションをとっているのですが
顔が見えないと、見えないコミュニケーションがしづらくなるため
発言のタイミングを探ってしまい余計に時間がかかることがあります。

オンライン会議では、大抵ビデオ画面のオン・オフが簡単にできるため
ビデオ画面をオフにする人が多いです。
もし参加メンバーと同意がとれるなら、
お互いに顔が見える状態でのオンライン会議をおススメします。
(個人的にはすっぴん状態だと、映したくない気持ちがでてしまいますが…w)

成果が見えづらくなる(と思われる)

会社にいるときとやっていることは変わらなくても
「働いている姿」が見えないと、疑いを持つ人は意外と多いものです。

特に上司にしてみれば、見えなくことで本当に働いているのか?
を疑い始める人が多くなる気がします。
(わたしの周りでは、在宅=サボりと言っている人もいました。。ひどい)

私の職場で実際に起こったことは、その日何をやったかを
報告させるということでした。会社にいるときは求められないのに、です。

実際にきちんと仕事をしている身からすると、
報告すればいいだけなので問題はないのですが
管理職からすると、見えなくなることへの不安は常につきまといます

ここでの解決法は

会社にいるときよりも、少しだけ頻度を増やして報連相を行っていく
ことかなと思います。
管理職の苦労というのは、
なってみないとわからない部分も多いので(わたしも管理職経験者です)
助け合いの精神と思っていきましょう!

特定のデバイスでしか繋げられない

在宅勤務を許可している会社は、おそらくどこもVPN接続を利用していると思います。

VPM接続とは?
インターネット上に仮想の専用線を設定し、特定の人のみが利用できる
専用ネットワークのこと。
VPN接続ができる端末は、基本会社から貸与されているデバイスのみです。
つまり、どこでも働けるといっても貸与されているデバイスをもっていないと
仕事はできないということです。
在宅勤務がいつでもできるように、
毎日パソコン(+充電器等)を持ち帰る必要があるのは、デメリットの1つかなと。
例えば、本ブログのWordPressはインターネット環境であれば
どんな端末、どんな環境でもできますが
在宅勤務の場合は、このような自由はなくなります。
この課題は、セキュリティを考えると致し方ないため
デメリットの1つととらえていますが、解決策はないと思っています。

人によっては、在宅勤務そのものが合わない

在宅勤務のメリットして、よく「生産性があがる」があげられていますが
これはかなり個人の性格によります。

わたし個人の場合は、
他の人の干渉が少なく集中できる時間が多いという感触はありますが
家にいると誘惑が多い面も否定できません。

友人などは、家にいる方が集中できない例として

  • 誘惑に負けてしまう(お菓子やテレビなど)
  • 小さい子どもがいる

などの理由から、あえて会社にくることを選ぶ人も多いです。

集中して取り組める環境は人それぞれなので
在宅勤務を取り入れる=生産性があがるという考えは必ずしも正解とは言いづらいです。

活動量が減る(運動不足・太りやすい)

最後に、一番のデメリットと考えていること。
それは圧倒的に活動量が減ることです。

通勤時間がなくなると精神的・肉体的にかなり楽になりますが
同時に体を動かすという時間そのものが減ってしまいます。

例えば、わたしは出社するときは8,000歩前後毎日歩いているのですが
在宅勤務の日は、1,000歩も歩かなくなることが常態化しています。

意識的に体を動かす、ということをしないと
あっという間に運動不足、ひいては太りやすい状況に自分を追い込むことになり
健康面で不安を残す形になります。

・ちょっとした時間(お昼を買いに行くなど)で、こまめに体を動かす機会を作る
・運動の習慣を、日常に取り入れる
など、積極的に運動の機会をいれる必要がでてくることは覚えておきましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

在宅勤務(テレワーク)には、メリット・デメリット色々ありますが
自分の生き方を豊かにするという選択においては
非常に有意義な働き方だと思います。

導入されている企業はまだ一部の企業に限られますが
今後、多くの企業で取り組まれることを期待しています!

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