ひとの感想文をみるのがすきです。
というわけで、今回はAmazonプライムで配信されている「ベイクオフ・ジャパン(BAKE OFF JAPAN)」の感想文を書いていきたいと思います。
AmazonプライムのCMでもピックアップされているので、気になる方もいらっしゃるのでは?
個人的に「ここはいいなー」という部分と「わたしはここはいまいちだった」なども正直に書いていこうと思います!
ベイクオフ・ジャパンってそもそも何?
イギリスの大人気番組『ブリティッシュ・べイクオフ』の日本版がついに登場!全国から選ばれた10人のアマチュアベイカーたちがお菓子やパン作りなどベイキングの腕を競います。審査員は、一流パティシエの鎧塚俊彦さんと日仏ベーカリーグループオーナー/パン職人の石川芳美さん。ベイカーたちは各話3つのチャレンジに挑戦。審査員によるジャッジの後、各話ごとに1位が選ばれスターベイカーの栄誉を与えられます。しかし同時に敗者も選ばれ、そのベイカーは会場を去ることに。最終話で選ばれる「日本一のスターベイカー」の称号を目指し、ベイカーたちは自慢のレシピでスイーツやパン、審査員に用意された課題を焼き上げます! 番組ホストに坂井真紀さん、工藤阿須加さんを迎え、おいしく楽しい、そしてドキドキする時間が始まります。
Amazonプライム公式
ベイクオフ・ジャパンは、元はイギリスBBCで人気の料理コンテスト番組「ブリティッシュ・べイクオフ」を日本版にリニューアルした、Amazonプライムオリジナル番組です。
全国から選ばれた10人の出場者が、毎回その週の大テーマにそった3つの項目にチャレンジ。
3つのチャレンジは
- オリジナルチャレンジ
テーマにそって、独自性を競う(例えばロールケーキをテーマに自由につくる) - テクニカルチャレンジ
同じレシピが渡され、技術力を競う(レシピの一部は曖昧なので元々の知識が問われる) - ショーストッパーチャレンジ
比較的大きめのテーマで、プレゼン力を競う(与えられるテーマはセレブレーションケーキなど)
で競われ、最後には一番審査員に評価された「スターベイカー」、そして一番評価が悪かった「脱落者」が選ばれます。
脱落者に選ばれると、次の回からは参加ができなくなるという料理サバイバル。
わたしは「ブリティッシュ・べイクオフ」を見たことがなかったので、日本版がはじめましてでした。
レシピを見るのがもともと好きなので、これは面白そう!と思って視聴開始!!
ベイクオフ・ジャパンのここがよかった!
会場がおしゃれでかわいい!
緑の草原に真っ白なテント!
会場の中も、ピンクとブルーを基調としたカラフルでメルヘンな装い!
さすがAmazon!というおしゃれな内装の会場。
使ってる小物も、ル・クルーゼが多いかな。
バチェラーなどもそうですが、魅せる演出には慣れているAmazonだからこそのクオリティ。
見ているだけで楽しくなるおしゃれな会場が、まずは好印象でした!
聞いたことないお菓子やパンの作り方を知れる
一般ピープルのわたしでは聞いたことのない、お菓子やパンが題材になることも。
元ネタである「ブリティッシュ・べイクオフ」へのリスペクトか、イギリスの伝統的なレシピが多い気がしました。
参加者もはじめて聞く名前なこともあるようなので、知る人ぞ知る!というかんじなのでしょうか。
はじめてだけど、どこか親しみのあるレシピなので「へー、なるほど。こう作るのかー」という新しい発見をしながら学んでいくことができます。
出演者の個性ある作品が楽しめる
オリジナルチャレンジと、ショーストッパーチャレンジは、参加者の個性が際立つチャレンジ。
ブラジルにルーツがある参加者は、ブラジルで知られるものを題材にしたり。
かわいいものが好きな参加者は、どの作品もかわいらしい作品に仕上がったり。
パートナーに激LOVEな参加者は、どの作品もパートナーを絡めてきたりw
人によっていろいろな解釈・テーマを定めるので、その人のキャラクターも垣間見えて面白いです。
自分ならどんな作品にするかなーと思わず一緒に考えたくなるでしょう。
審査員のコメントが優しい
今回の審査員は、Toshi Yoroizukaのオーナーパティシエの鎧塚俊彦さんと、メゾン ランドゥメンヌのパン職人石川芳美さん。
お二人とも第一線で活躍する超有名人ですが、審査をするときのコメントが的確で優しい。
参加者のレベルもまちまちなので、当然失敗作を作ることもあるのですが、なにが悪いのかを指摘しつつ批判しすぎないよい距離感のコメント。
時代が時代なら、もう少し叱責に近いことを言ってしまう人もいそうな場面だと思うんですけどね。
甘すぎず辛すぎずのよい塩梅にわたしは感じました。
個人的には、石川さんの衣装もおしゃれでお似合いで素敵でした!
ベイクオフ・ジャパンのここが微妙だった
思ったよりもレベルが・・?
前提として、参加者の方は普段から作りなれているのは見ていてわかります!
普通に友達が持ってくるとしたら「すごーい」と素直に喜んでしまうくらいの見事なお手並み。
なので、そもそも自分で触ったことない…作ったことない…そんな底辺レベルのわたしからこんなこと言われたくないと思うのですが・・・
番組の趣旨を最初見た時、最初の印象は夕方のニュースとかでたまに特集される高校生の競技会(料理甲子園!のようなもの)や、昔のTVチャンピオンのようなイメージを持っていたんです。
なので、
プロじゃなくてもこんなものができるんだー、すごい!!
のような驚きが多い番組だと思っていたんですよ!
でも実際みてみたところ
いや、めちゃくちゃ失敗するな
という感じだったんですよね。
ここで言いたいのは、不慮の失敗なら全然いいんです!
会場の温度のような環境とか、緊張とかいろいろあってプロじゃないんだから失敗するのは当然だと思うし。
でも、この失敗のなかに「いやそれ、事前にホントにわからなかった?」ってものが結構あるんですよね。
料理の最中に、プロの方が様子を見に来るタイミングがあるのですが、話をきいて
「それ〇〇だから、難しいと思うけど大丈夫?」と指摘される場面が結構あります。
この時に「大丈夫です!」と自信満々に答えていたのに、やっぱり後で失敗するシーンが多く
えええ、まじか。練習とかしてこなかったん?
ということが多い。
練習してきました!という参加者のコメントがあるので、事前にテーマは周知されており、練習やある程度の失敗の予測は十分に把握できる機会があると思うのですが・・
普段作らないようなチャレンジをしすぎたのかな・・
まずいという評価を得た参加者は、練習のときには他の人にはおいしいって言われてたのかなー?とか。
崩壊に近い状態になった参加者は、事前にやったときはうまく成型できてたのかなー?とか。
なんだかもやもやすることが多かったです。
おかげで最後まで残りそうな人もわかってしまう(あきらかにレベルが違うので)
純粋に実力を発揮できづらい環境(そりゃ時間制限もあるうえに、カメラやスタッフがいっぱいあれば誰でもテンパりそう)という面はありつつ、もう少し良い意味での驚き・レベルの水準があると「誰が残るんだろう」というドキドキが増して面白かったろうなと思いました。
わざとらしさがあるのは素なのかな?
料理をテーマにしているとはいっても、そこはエンターテイメントショー。
編集問題な気もするのですが、やっぱりちょっとわざとらしい部分がちらほらと。
あんなにひとり言をいうものなの? 普段からあんなにオーバーリアクションなの?
個人的には、一部の参加者の言葉遣いに若干「?」なところもあったり。
みんないい人だろうけど、引きこもりオタクは友達になれないかも?といううがった見方をしてしまいました。
おかげで、こういう時にやりがちな「推し」が後半まで決められず(残念!)
本当はそれぞれのひとにも興味をもてるともっと面白かったと思うのですが、わたしはあまり人には目を向けずに、作品づくりを楽しむ方向に切り替えてしまった感があります。
SNSを見ると、みなさんは推しがきちんといたようなのでここはわたし個人の問題。
見た目はひとつの要素だけれど
参加者のなかに若い男性がいたのですが「かわいいかわいい」と言われてかまわれている?ようなシーンは、やっぱり『???』という印象をうけました。
若さとか容姿の良さって、番組を盛り上げる華やかさを増してくれるひとつの要素なのでよいと思うし、実際の現場でそういう絡みがあるのも仲がよくて全然よいと思うのですが。
そこだけピックアップされると、視聴者的には『???』って思ってしまうんですよね。
これは編集の仕方がイマイチだったのではないかなーと。
うーん、でも小学生とかもっと若い子が一生懸命作っているのをみたら自分も「かわいいかわいい」と応援してしまうかも。。
かわいいは戦闘力が高いだけに、難しいですね。
まとめ
はい、というわけで今回はAmazonプライムオリジナル作品『ベイクオフ・ジャパン(BAKE OFF JAPAN)』の視聴感想をお届けしました。
私的おすすめ指数は
お菓子・パン作り好きは非常に楽しめる作品だと思います!
決まったレシピではなく、創意工夫を盛り込んだオリジナル作品を見て自分の感性が刺激できるのもGOOD。
でももうちょっと全体的なレベル水準が同じくらいだとうれしかったのでその分マイナス。
全8エピソードなので、長すぎないのもよかったです。
ついつい次のテーマが気になって、一気見してしまいがち。
最終的なスターベイカーの方は納得!の結果だったので、その辺のもやもやはなしです^^
見ていて気になったレシピは、レシピ本も販売されたようなのでこちらで実際に作ってみるのも楽しそう!
本家も面白いという話なので、次はこちらを見始めています。
日本版と違って、レシピの歴史を知ることもできるのでさらに面白そうです!!
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